練習恒星間航行艦”ぐりーんらんど”の後部船体
恒星間航行艦前部船体
 操縦系がヘッドフィギュアにあるため恒星間航行艦の連結作業では後部船体の連結が最後に行われた。
後部船体は連結面が中間コンテナと同型である一方最後尾は巨大な爆風受けになっているため円錐台型である。
内部空間は燃料弾庫、核パルス推進のためのリニアカタパルト式燃料弾射出機、ショックアブソーバが多くを占める。
連結面寄りの区画は放射線防護を兼ねた推進剤および水銀のタンクである。後部船体は核パルス推進時に無人となる。
タンクの間にジャイロスタビライザーがある。それなりに大型だが中間コンテナ多数連結時に十分な旋回性能でない。
これを補うためと長大な船体にかかる力を軽減するため旋回は常にジャイロと各部のバーニアを併用して行う。
上下左右に補助推進器筒があり、核パルス推進時は爆風を避けるため半分船体に埋まった形に半ば格納される。
各補助推進器筒は前後にグリッド面積が高速連絡艦主機の2.5倍ある大型イオンエンジンを持つ。
最大連結状態における船体重量に対し、補助推進器の推力では地球静止軌道から垂直離脱するのにぎりぎりである。
前進方向に補助推進器を使用するときはアームで展開して爆風受けの影から突き出す必要がある。
このため、核パルス推進との同時使用はできない。後進方向の噴射は格納したままでも可能である。
補助推進器の用途は惑星近傍での低速航行、艦隊行動時の相対位置調整運動、および障害物回避を想定する。
各補助推進器筒には最大出力3MWの原子炉が設置され推進以外にリニアカタパルト等への電力供給も担う。

中間コンテナ


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