飛行計画修正案1


1.目標地点をプロキシマからプロキシマ・トロヤ点とする。
<理由>
・図1.航路図の通り、近い側のトロヤ点は、太陽からアルファ・ケンタウリ主星への直線航路に近いため、減速開始時までに有望な天体が見つからない場合は、減速を見送りそのまま1年ほど航行を続ければアルファケンタウリ主星(A,B)への目標変更が出来る。よって、有望な天体が無くても核砲弾の無駄が生じない。プロキシマを目標とした場合には付近に資源性天体が全くないと、再加速および2年ほどの航行が必要なのに比べて効率がよい。
・図2.可住軌道域の通り、主星Aの可住領域は地球~火星の公転軌道半径に相当し、主星Bの可住領域は水星~金星の公転軌道半径に相当する。両主星間の距離は11AUあり、可住軌道域は重力的に公転軌道が安定可能な範囲に収まっている。よって、トロヤに鉄を含む資源性天体があれば主星可住域に輸送して衛星工場を建設可能であり、逆にトロヤにめぼしい天体が無くとも可住惑星が発見される余地も大きく、撤退を強いられるのはそれらのいずれもが不可能なときに限られる。

太陽−アルファケンタウリ三重星系間航路図
 図1.太陽−アルファケンタウリ三重星間航路図

アルファケンタウリのハビタブルゾーン
 図2.アルファケンタウリ三重星系の可住軌道域
(homepage.sunrise.ch/homepage/schatzer/AC-planets.gif から受信)

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